賃貸の鍵交換は誰が払う?入居・退去時のルール

賃貸の鍵交換は誰が払う アイキャッチ

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賃貸の入居時に「鍵交換費用15,000円」と請求されて、これって払わないといけないの?と戸惑った方も多いのではないでしょうか。退去時にも敷金から鍵交換費が引かれていて驚いたという話もよく聞きます。

私コンパスは築古の中古一戸建てを10年所有し、元ホームセンターのDIY用品売り場で鍵やシリンダーの実物をたくさん見てきました。今回は賃貸の鍵交換費用について、場面ごとに誰が払うのが一般的とされているかを整理します。

🧭 コンパスの体験談

元ホームセンターの鍵売り場で、シリンダー本体は数千円で売っているのに賃貸の交換費が高いと感じるお客様の相談をよく受けました。あくまで私個人の経験です。

📌 この記事でわかること

  • 入居・退去・入居中の負担者目安
  • 国交省ガイドラインの対象範囲
  • 敷金の二重請求を防ぐ方法
  • 鍵交換費15,000円の内訳

✅ まず結論

賃貸の鍵交換費用は「入居時・退去時・入居中」のどの場面か、そして「誰の原因で交換が必要になったか」で負担者が変わるとされています。入居時は契約書の特約で借主負担とされることが多く、目安は15,000〜20,000円前後。退去時の紛失や破損は借主負担、経年劣化による通常の交換は貸主負担が目安です。

結論:場面と原因で負担者が変わる(早見表)

まずは全体像を一覧で確認しましょう。あくまで一般的な考え方の目安であり、実際の負担は契約書の特約によって変わります。

場面原因負担者の目安
入居時防犯目的の一律交換特約により借主負担が多い
入居中紛失・破損借主負担
入居中経年劣化・故障貸主負担
退去時紛失・破損借主負担(敷金から)
退去時通常の退去(次の入居者用)貸主負担が目安
賃貸の鍵交換 負担者早見表

入居時の鍵交換費用は誰が払う?

国交省ガイドラインの考え方

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は、主に退去時の原状回復(紛失時の鍵交換など)を対象にしたもので、入居時に一律で行う防犯目的の鍵交換費用そのものを直接定めたものではないとされています。この点を混同している情報も見かけますが、契約時の交換費用はあくまで契約書の特約次第、というのが実態に近いと考えられます。(※出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html)

実際は特約で借主負担が大半

実務上は、入居時の鍵交換を借主負担とする特約が契約書に盛り込まれているケースが多いとされています。特約が契約書に明記され、金額も事前に説明されていれば、その内容に沿って費用を負担することになる、というのが一般的な考え方です。詳しい有効性の判断は契約書の記載や個別事情によるため、疑問があれば管理会社や不動産会社に確認するのが確実です。

鍵交換は断れる?交渉できる?

知恵袋などでもよく見る悩みですが、鍵交換自体は防犯目的の任意サービスとして案内されることが多く、断れる場合もあるようです。ただし断った場合、前の入居者の鍵がそのまま使われることへの同意書や念書を求められることもあります。大家側からすると、次の入居者トラブルを避けたいという事情もあるため、まずは契約前に交渉できるか相談してみるとよいでしょう。

退去時の鍵交換費用は誰が払う?

紛失・破損は借主負担、通常退去は貸主負担が目安

鍵を紛失した、または壊してしまったという場合は、原因を作った借主が負担するのが一般的な考え方です。一方で、鍵をきちんと返却できる通常の退去であれば、次の入居者のための鍵交換は貸主が負担するのが目安とされています。

敷金からの二重請求を防ぐチェック

入居時に鍵交換費用をすでに支払っている場合、退去時に同じ理由で再び請求されると二重請求になりかねません。次の点を確認しておくと安心です。

  • 入居時の鍵交換費用の領収書・明細を保管する
  • 退去精算書に「鍵交換費」と記載があれば理由を確認する
  • 紛失・破損がないのに請求されていないか照合する
敷金の二重請求を防ぐチェックリスト

入居中に鍵をなくした・壊した場合は?

入居中に鍵をなくした場合は借主負担、経年劣化で回らなくなった・壊れたという場合は貸主負担が目安とされています。ただし、無断で鍵を交換してしまうのはおすすめできません。賃貸物件の鍵・シリンダーは建物の設備の一部として扱われることが一般的とされ、交換前に管理会社や大家へ連絡し、了承を得てから対応するのが基本とされています。トラブルになりそうな場合は管理会社や不動産会社、必要であれば法律の専門家に相談してください。

鍵をなくして今すぐ家に入れないという方は、こちらの記事もあわせてご確認ください。

すぐに開けてもらう必要がある場合は、鍵業者への相談も選択肢です。

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元DIY売り場店員が見る鍵交換費用の内訳

「15,000円は高いのでは?」という声をよく聞きますが、ホームセンターの鍵売り場で見ていた感覚では、一般的なシリンダー本体は数千円〜1万円程度、ディンプルキーなど防犯性の高いタイプはさらに高くなります。そこに交換の技術料・出張費が加わると、賃貸で案内される金額に近づいてくる、という印象です。部品代だけでなく、正確に取り付ける手間賃も含まれていると考えると納得しやすいかもしれません。

鍵交換しない場合の防犯対策

費用面や規約上の理由で鍵交換を見送る場合は、原状回復不要な補助錠で防犯性を補う方法もあります。

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よくある質問

Q. 入居時の鍵交換を断ると審査に影響しますか?
A. 断ったこと自体が理由で審査に落ちることは通常考えにくいですが、対応は物件や管理会社によって異なります。

Q. 前の入居者の鍵のままでも大丈夫ですか?
A. 防犯上は交換が望ましいとされています。不安であれば自費での交換や補助錠の追加も検討しましょう。

Q. 退去時に鍵を紛失したらいくら請求されますか?
A. シリンダーの種類により異なりますが、目安として15,000〜25,000円前後になることが多いようです。

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まとめ

賃貸の鍵交換費用は、入居時・退去時・入居中のどの場面か、そして紛失や破損など原因が誰にあるかで負担者の考え方が変わります。国交省ガイドラインは退去時の原状回復が主な対象であり、入居時の交換費用は契約書の特約によるところが大きい点も覚えておきましょう。まずは今回の早見表で自分のケースを確認し、疑問が残る場合は契約書の該当条項を確認したうえで、管理会社に問い合わせてみてください。

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築古の中古戸建てを買って10年、家のトラブルを自腹でくぐり抜けてきた管理人。元ホームセンターのDIY用品売り場。資格者ではないため、公的情報と実体験を根拠に発信しています。

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