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🧭 コンパスの体験談
築古の我が家も秋は壁にカメムシが付きます。網戸のモヘアを替え外壁側に撒いた年から室内で見る回数が減りました。あくまで私個人の経験です。
📌 この記事でわかること
- 侵入が増えるのは9〜11月
- 効かない3つの理由
- 効く対策の正しい順番
- 臭いの落とし方
- 高額請求を避ける確認
✅ まず結論
効かない原因としてよくあるのが「室内に撒く」「濃度が薄い」「撒きっぱなし」の3つ。順番は①外壁と窓の外側に薬剤②サッシと網戸の隙間を塞ぐ③洗濯物の取り込み方。材料費は数百円〜2,000円程度が目安(税込・サイズにより変動)。
カメムシが家に入るのは9〜11月|「今年は多い」の見方
秋は「光」と「越冬場所探し」が重なる
| 時期 | 行動 | 効く対策 |
|---|---|---|
| 春〜夏 | 灯りに寄る | 照明・網戸 |
| 秋(9〜11月) | 灯りに寄る+越冬場所を探す | 照明+隙間の封鎖 |
秋は夜間の玄関灯や窓明かりにも寄るので、照明と隙間の両方を同時に。
一次情報は農水省の発生予察情報で
農水省が2026年6月10日発表の病害虫発生予報では、果樹カメムシ類の発生が全国的に多くなる恐れがあるとされました。同時点で注意報を出していたのは24府県(日本農業新聞 2026年6月11日)で、その後も増加。ただし果樹園の被害を防ぐ予察で、住宅への侵入数の予測ではありません(農水省の予察情報)。見ても家でやることは変わりません。
カメムシ対策が効かないのは場所・濃度・タイミングのズレ

床や柱に撒いても外から来る個体には届かない
室内の床や柱に撒く方は多いのですが、カメムシは外壁や網戸の外側から入ります。飛来する個体に室内の薬剤はほとんど届きません。撒くのは外壁面・窓枠の外側・玄関灯まわり。
ハッカ油は使う場所と安全面の注意が前提
使う場所は網戸やサッシの外側に限り、人の肌や衣類には使いません。虫よけ用に承認された医薬品・医薬部外品ではなく、効果を保証するものでもありません。配合は無水エタノール10mlにハッカ油20滴前後を溶かし、水90mlを加えます。揮発が早く半日〜1日で落ちるため作り置きはせず、溶けるポリスチレン容器は不可。無水エタノールは引火性があり火気のそばでは扱わないこと。猫など動物のいる家庭では使わず獣医師に相談を(猫は精油を代謝しにくく中毒のおそれ)。
薬剤は雨で落ちる|持続期間は製品表示で確認
屋外用の残効性スプレーは持続期間が製品により約1か月〜約4か月と幅があり、撥水成分入りで雨に強いタイプも。製品表示を確認して撒き直しましょう。
自分でやる侵入ブロック|サッシ・網戸・換気口
賃貸でも剥がせる隙間テープの選び方
よく相談されたのが網戸とサッシの重なり部分です。毛(モヘア)が痩せると数ミリの隙間ができ、平たいカメムシはそこを通ります。毛丈は6mm・9mmがあるので実測して少し長めを。築古はパッキンも硬化します。賃貸は弱粘着なら退去時に剥がせます。網目が気になるなら網戸の張り替えで、標準の18メッシュ(約1.15mm)より細かい24メッシュ(約0.84mm)へ。網戸を閉めても虫が入る原因も参考に。ドレンホースは防虫キャップ、換気口は防虫フィルターを。
洗濯物は取り込む時間と「白を避ける」
夕方以降に活発になるので、日が高いうちに取り込むだけで付着は減ります。白い物に寄りやすいとされ、大きな白物の外干しは避けて。取り込む前に振って払いを。
やってはいけない4つ
- 潰す:強烈な臭いが大量に放出され長く残る
- 掃除機:排気で部屋中に広がる
- ほうき:刺激で分泌する
- ティッシュ:指の圧で分泌
道具は通販でもそろいます。
入ってしまった時の対処と臭いの取り方
刺激せず捕る3手順
①ペットボトルの上を切り洗剤水を入れる②下から近づけ紙で誘導し落とす③フタをして処分。触らず揺らさず、そっとがコツ。
臭いは親油性=油→石けんの順
分泌液は油に溶けるため水洗いでは落ちにくいとされます。手や硬い面はサラダ油をなじませて拭き取り、食器用洗剤で洗います。衣類は屋外に干してから洗濯を。
目や肌についたら様子を見ず受診を
目に入ったらこすらず流水で十分に洗い流し、痛み・充血・見えにくさがあればできるだけ早く眼科へ。皮膚も同様に洗って皮膚科へ。私は医療の資格を持たない一般人で、これは一般的な応急対応です。判断は医師に。
業者に頼むライン|定価がないから広告価格に注意
共用部は管理会社、専有部は自分
賃貸や分譲では外壁や共用廊下は管理会社・管理組合、室内側は入居者や所有者の対応が一般的。先に管理会社へ一報を入れれば二重出費を防げます。
「〇〇円〜」の最低価格表示だけで判断しない
料金の出し方は事業者ごとに違います。ダスキンは「戸建の虫さん侵入お断りサービス」で初回13,200円(税込)・以降5回各6,600円・初年度計46,200円〜と公表(対象はムカデ・ヤスデ・ダンゴムシ・ゴキブリでカメムシは含みません)。現地見積り制も、出品者が個別に価格を設定するくらしのマーケットのような仕組みもあり、業界共通の定価はありません。最低価格の表示だけで判断せず、何が含まれるかを必ず確認してください。
国民生活センターの注意喚起
国民生活センターは2024年4月24日公表の「ネットの価格と全然違う!? 害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」で、相談件数が2023年度に2022年度同期比で約1.5倍に増えたとしています。2025年3月4日公表の「【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル」では、広告表示約500円が約20万円、約1,000円が約50万円の請求になった事例を挙げています。表示額と請求額が乖離する例がある、という趣旨です。
見積もり前チェックリスト
- 作業前に総額の見積もりを書面で
- 薬剤代・出張費・追加費の有無
- 2社以上から見積もりを取る
- その場の契約は保留に
- 所在地・固定電話・保証内容

「その場でサインした」「請求額が説明と違う」ときは消費者ホットライン188へ。契約書と広告の画面を用意して電話を。
まず窓口で見積もりを取り、1社で決めず2社以上から根拠を比べましょう。
よくある質問
Q1. 洗濯物に付いたカメムシは?
A. 払わず外で長めに干し、離れるのを待ちます。
Q2. 賃貸でも隙間テープを貼っていい?
A. 弱粘着なら剥がせます。不安なら管理会社へ一報を。
Q3. 一度入られた部屋はまた来る?
A. 塞がないかぎり同じ経路から入られやすくなります。
まとめ:9月中にやる順番
効かないのは商品ではなく、撒く場所・濃度・タイミングのズレが原因です。製品の持続期間に合わせて屋外に撒き直す、隙間を塞ぐ、秋は照明対策も同時に。我が家では明らかに減りました(私個人の経験で、住まいにより差があります)。まずは今週末、網戸を閉めてサッシの重なりに光が透けないか確認を。
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