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和室の畳がささくれてきたけれど、業者に頼む前に自分で張り替えられないか――そう思って調べると、「DIYでできる」という記事と「素人には無理」という記事の両方が出てきて迷いますよね。
実は「自分でできる」と書かれている記事の中身は、置き畳への置き換え・タッカーでの簡易止め・本式の手縫いの3種類に分かれています。多くの人が思い浮かべる「張り替え」に当たるのは、このうち手縫いだけです。
この記事では3つを「できる/できない」の判定表で整理し、自分でやってよい範囲と、業者に頼むときの頼み方・見積もりで確かめることまでまとめます。
📌 この記事でわかること
- 「できる」記事の3分類
- できる・できない判定表
- 自分でやってよい範囲
- 本式の張り替えが難しい理由
- 業者への頼み方
✅ まず結論
畳表を外して縫い直す本来の張り替え(裏返し・表替え)は、道具と材料がそろいにくく、自分でやるのはおすすめしません。ささくれやシミを直すのはどれも縫う作業なので、自分でできるのは上敷きや置き畳を上から敷いて隠すか、畳を上げて床と寸法を確かめるかだけです。業者に頼む場合の金額は畳の種類や地域で変わるため、まずは無料見積もりで確認してください。
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🧭 コンパスの体験談
ホームセンターのDIY売り場にいたころ、「畳を自分で張り替えたい」というお客さんがときどき来ました。ところが売り場にあるのは上敷き・ござ・置き畳・タッカーくらいで、畳表や畳縁、畳針は並んでいません。張り替えの注文はリフォームカウンターで受けて、提携の畳店に回す流れでした。築古の我が家の和室も、結局は近所の畳店に見てもらって表替えをお願いしています。あくまで私個人の経験です。
「自分でできる」と書かれている中身は3種類

畳の張り替え(裏返し・表替え・新調)は、どれも畳表を畳床に縫い付け直す手仕事です。どれを選ぶかの判断と年数の目安は、畳は表替えと裏返しどっち?年数・シミ・縁の3つで決めるで詳しくまとめています。
ネットで「畳の張り替えは自分でできる」と紹介されている方法は、①置き畳への置き換え、②タッカーでの簡易止め、③本式の手縫い、の3つに分かれます。いわゆる張り替えに当たるのは③だけで、①と②は別の作業です。
① 置き畳への置き換え=できるが、張り替えではない
古い畳を上げて、置き畳やユニット畳を並べる方法です。4畳半の和室を置き畳に替えた個人ブログ(matsuyamatax.com)では、断熱材で高さを調整して、作業に3〜4時間かかったと紹介しています。
敷き込みの和室に薄い置き畳をそのまま置くと、敷居との間に段差が出やすくなります。採寸と高さ合わせの手間はかかりますが、縫う作業はありません。
ニトリなどの薄い畳を上から敷くのも考え方は同じです。床材を1枚足しているだけで、傷んだ畳そのものは替わっていません。
② タッカーでの簡易止め=紹介はあるが、おすすめしない
新しい畳表を畳床にタッカー(大きなホチキス)で打ち留め、縁をガムテープで押さえる方法です。この方法を紹介している個人ブログ(hoshino-blog.com)自身も「一度しかできない裏技」と説明しています。
一方、畳店の八巻畳店は、タッカー(ステープル)で縁を上から留めると縁が剥がれてけがにつながるため、絶対に避けるべきと注意しています。正式な施工ではないので、当サイトではおすすめしません。
③ 本式の手縫い=道具と時間の壁が高い
本来の張り替えは、リフォーム情報サイトのリショップナビによると次の4段階です。ここでは流れだけ紹介します。
- 畳を外して作業場所へ運ぶ
- 新しい畳表を畳床に固定する
- 畳縁を縫い付ける
- 角(隅)を作って仕上げる
畳は重いので、必ず2人以上で運びましょう。所要時間は、八巻畳店は専用道具を使ったDIYの目安として初心者2〜3時間・経験者で45分〜1時間、樋口畳商店は職人で40分前後・素人だと2時間ほどと紹介しています。6畳なら、これが6枚ぶんです。
使う道具と材料は、畳針・専用の糸・畳表・畳縁・縁下紙など。私が売り場にいたころ、これらは店頭に並んでいませんでした。通販の切り売りや業務用の資材店で手に入ることもありますが、部屋ごとに畳の寸法が違うため、合う大きさと厚みを選ぶところでつまずきやすいはずです。
失敗しやすいのは、寸法のズレと畳表のたるみ・シワ。畳表は一度傷めると元に戻すのが難しいとされています。樋口畳商店の注意点は、寸法を間違えると入らなくなること。
できる・できない判定表

ここまでを1枚の表にまとめます。「自分でできる」の意味を、作業ごとに分けて見てください。
今の畳の状態から見るなら、ささくれやシミを直す作業は、多くは畳表を縫い直す裏返しか表替えです。
| 作業 | 自分で? | 注意点 |
|---|---|---|
| 畳を上げて床と裏面を確認・採寸 | できる | 重いので2人で。床の異常は専門業者へ |
| 上敷き・ござで応急処置 | できる | 見た目のつなぎ。畳そのものは直らない |
| 置き畳への置き換え | できる | 張り替えではない。段差の調整と採寸が要る |
| タッカーでの簡易止め | おすすめしない | 縁を上から打つ留め方は剥がれてけがにつながると畳店が注意。正式な施工ではない |
| 本式の手縫い(裏返し・表替え) | おすすめしない | 道具と材料がそろいにくく、素人は1枚2〜3時間 |
縫う作業が必要だと分かったら、自分で材料を探すより、先に畳の状態を見てもらうほうが話が早く進みます。三条たたみなら採寸と見積もりは無料なので、裏返しで足りるか表替えが要るかを見積もりのときに見てもらえます。
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自分でやってよいのは「上げて・見て・測る」まで
自分でやってよいのは、畳を上げて裏面と床を確認する、寸法を測る、上敷きで応急処置する、までです。ここまで済ませておくと、業者との見積もりの会話がぐっと短くなります。
畳を上げる・寸法を測る:縁のすき間に道具を差してこじる
- 畳の並びをスマホで撮り、戻す位置を記録しておく
- 縁のすき間にマイナスドライバーや千枚通しを差し込む
- てこの要領で、角を少しずつ持ち上げる
- 重いので、2人で運んで壁に立てかけておく
床板・湿気・シロアリを先に見る
築古の家で畳を上げたら、私は畳より先に床板を見ます。湿気でたわんでいないか、カビ臭くないか、虫食いや羽アリの跡がないか。
踏むとふかふかする、畳同士に隙間がある――これは畳床が寿命を迎えている可能性があります。
敷居より畳面が極端に低い場合は、セキ畳店によると表替えができないことが多いとされています。畳表だけ替えても直らないので、床が沈むなら床がふかふか沈むのはシロアリ?原因の見分け方と修理費用の相場で原因を先に確かめてください。
畳は部屋ごとに寸法が違い、売っている規格品とは大きさが合わないことが多いものです。メジャーで縦・横・厚みを測り、部屋全体の写真と一緒に残しておきましょう。
測る目的は2つ。置き畳を敷くときの高さ合わせと、業者に状態を伝えるときの話を短くするためです。畳の大きさには本間・江戸間・団地間などの呼び名があり、団地間は170cm×85cmほどと紹介されています(matsuyamatax.com)。
ささくれ・シミは上敷きで応急処置
ささくれが足に刺さる、シミが目立つ、という程度なら、上敷き(ござ)を敷けば当面はしのげます。上敷きは部屋の畳の大きさ(江戸間・本間など)に合わせて選ぶのが基本です。
置き畳を使うなら、段差の出にくいフローリングの部屋のほうが向いています。畳そのものは直らないので、どちらも業者に見てもらうまでの「つなぎ」と考えてください。
業者に頼むなら。安さより「見てもらう」を優先
業者に頼んだ場合の金額は、畳の種類や地域、作業内容によって大きく変わります。具体的な金額は、公式サイトの案内や見積もりで確認してください。
表替えの素材ごとの金額や、裏返しと表替えのどちらが得かは、表替えと裏返しの比較記事で表にしています。
ホームセンター経由は畳店への外注になることがある
ホームセンターのリフォームカウンターでも、畳の張り替えを受け付けていることがあります。私が売り場にいたころは、受けた注文を提携の畳店に回す形でした。窓口が一つ増えるぶん、畳店に直接頼むより割高になることがあります。
安い広告の金額だけで決めない
広告に出ている金額は、選ぶ畳表のグレード・畳縁の種類・部屋の畳の寸法や、現地で見た畳の状態によって上がることがあります。表示の安さだけで比べないのが無難です。
見積もりのときは、次の3点を確かめておくと比べやすくなります。
- 見積もりを書面でもらえるか
- 古い畳の処分費・出張費が含まれているか
- 追加料金がかかるのはどんなときか
賃貸なら自分で手を入れず、まず大家さんか管理会社へ
賃貸の畳は大家さんの持ち物なので、裏返しや置き畳への置き換えを自分の判断で進めるのはやめておきましょう。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、日焼けや通常の使用による傷みは借主の負担にならないとされています(特約がある場合を除く)。一方、故意や過失による焦げ・大きなシミは借主負担になることがあるので、契約書の特約もあわせて確認しておきましょう。
よくある質問
Q. 畳の裏返しなら自分でできますか?
A. おすすめしません。畳ごとひっくり返すのではなく、畳表をいったん外して縫い直す作業なので、道具がそろわないと始められません。
Q. ホームセンターで畳表は買えますか?
A. 店頭では見かけにくい品です。通販にはありますが、画面の表記だけで部屋の寸法と厚みに合う物を選ぶのは難しいところです。
Q. ニトリなどの薄い畳を敷けば張り替えになりますか?
A. なりません。薄い畳は上に敷く敷物で、下の畳が傷んだままだと傷みを隠すだけになります。
まとめ
- 「自分でできる」記事の中身は、置き畳・タッカー・手縫いの3種類で、本来の張り替え(縫う作業)は道具と時間の壁が高い
- 自分でやるのは、畳を上げて床を確認・採寸・上敷きでの応急処置まで
まずは畳を1枚上げて床と寸法を確かめ、縫う作業が必要なら、下の無料見積もりで畳の状態を見てもらってください。
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています
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採寸・引き取り・材料選び・見積もりは無料。対応エリアは一部地域のため、対応可否は公式サイトで確認し、エリア外なら地元の畳店に相談してください。
\ 診断・見積もり無料。今の畳の状態を見てもらえます /
三条たたみで畳の無料見積もりを依頼する公式サイトの案内では、張替え後1年以内の不慮の損傷(シミ・焦げ・落書きなど)は同等品に無償張替えとされています(対象範囲や手続きは申込み前に公式サイトでご確認ください)。
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